ウェビナーとは?配信のはじめ方、メリットやデメリットから集客のコツまでをかんたん解説

テレワークが進み、働き方が変わってきました。

それと同時にユーザーにとっては、時間と費用をかけて会場に出かけて行く「セミナー」だけでなく、自宅やオフィスから参加できる「ウェビナー」という選択肢ができました。

一方企業の側では、「ウェビナーをどうやって配信すればいいかわからない」「ウェビナーを成功させるコツが知りたい」など、悩みをかかえる担当者もいるようです。

アフターコロナを見据え、ウェビナーからセミナーへの回帰も起きていますが、開催者とユーザー双方にメリットがあるウェビナーも定着する見込みです。

企業には、セミナーもウェビナーも臨機応変にこなせる体制が求められています。

この記事ではまず、これから始める方向けにウェビナーのメリットとデメリット、機材準備やツール選びなどの「ウェビナーのはじめ方」をわかりやすく解説した後、後半では、ウェビナーのテーマ設定や告知方法など、中級者にも役立つ集客のコツも紹介していきます。

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ウェビナーとは? Web会議との違いも解説

まずウェビナーとは何かを確認します。

ウェビナーとは、Webとセミナーを合わせた造語

ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語で、インターネットを通じてオンラインでセミナーを開催することをいいます。

それを実現するためのツールを指すこともあります。オンラインセミナー、Webセミナーなどの用語も同じ意味です。

会場に行かなければ参加できない対面のセミナーと違い、ウェビナーならオンライン環境さえあればどこにいても参加できます。

また、セミナーでは配布資料や大きなスクリーンに投影する映像を見ながら説明を聞きますが、ウェビナーの場合は事前送付する資料や「画面共有」機能などがこれに代わる役割を果たします。工夫次第で、リアルなセミナーより理解しやすい演出が可能です。

ウェビナーの配信方法には、リアルタイムに配信するライブ配信と、ユーザーが好きなときに見られるオンデマンド(録画)配信があります。

セミナーと同じようにその場で質疑応答ができるライブ配信のほうが、ユーザーが視聴する時間が長いです。

※ライブ配信とオンデマンド配信の視聴時間の違いについては、「シャノンが実施したアンケート によると『こっそり参加』が3割以上。ウェビナーの参加実態とは?」をご覧ください。

ウェビナーとWeb会議の違い

ウェビナーとWeb会議の最大の違いは、特定のスピーカーがいるかどうかです。その他の違いも合わせてまとめると、以下のようになります。

ウェビナー Web会議
形式 企業自身と自社の商品やサービスについて知らせる 参加者が自由に発言する
役割分担 企業と自社の商品やサービスについて知りたいユーザー 決まっていないこともある
画面配信 必要に応じて更新 参加者全員
人数 企業が発信したい情報 2~500人程度まで
参加者一覧の閲覧 主催者のみ 参加者全員

前半でウェビナーを実施して、後半ではWeb会議形式で意見交換をするというように、2つの形式を組み合わせることもあります。

ウェビナーのメリット・デメリットは? デメリットを補う対策も紹介!

ウェビナーのメリット・デメリットを解説します。

ウェビナーのメリット4つ

ウェビナーのメリットとして、以下4点が挙げられます。

ウェビナーのメリット1.低コストで開催できる
ウェビナーはオンライン上で開催するため、会場費が不要です。
会場設営のための人件費や資材費、紙の資料の印刷費もかかりません。
参加者の側にも交通費や宿泊費がかからないというメリットがあります。

ウェビナーのメリット2.人数や開催場所の制約がない
セミナーの場合はあらかじめ確保した会場のキャパシティが定員となりますが、ウェビナーであれば参加人数の制約がほとんどありません(使用ツールによって上限人数の設定あり)。
また、日本全国や世界中から参加者を集められます。
参加者側は自宅やオフィスのほか、どこにいても参加が可能です。また、子育てや介護をしながら参加する人もいます。
制約が少ないので、対面のセミナーよりも多くの人を集められる可能性があります。

ウェビナーのメリット3.感染症対策になる
新型コロナウイルスのような感染症が流行した場合でも問題なく開催できます。
企業はウェビナーを導入することで営業活動を止めずに済むので、事業継続計画(BCP)のひとつとしても有効です。
参加者の側も、感染症またはその疑いがある場合にも、ウェビナーなら参加が可能です。

ウェビナーのメリット4.アーカイブ配信ができる
アーカイブ配信とは、ウェビナー当日の内容を録画しておいたものをあとで見られるように配信することです。
参加者、または当日欠席となってしまった申込者は、自分の都合のいいときに配信を視聴することができます。

これに対して、決まった日時に講演や映像などのコンテンツをリアルタイムで共有するのがライブ配信です。
アーカイブ配信は、企業にとっては多くの人に情報を届けられるメリットがあり、参加者側にとっては自分の都合のいいときに視聴できることがメリットです。
しかしアーカイブ配信の場合、その場で質疑応答などのコミュニケーションをとることができないというデメリットもあるので、意欲の高い参加者向けにはやはりライブ配信がベストです。

また、アーカイブ配信を無期限に提供しても見てもらえない確率が高くなる傾向があります。
したがっておすすめは、ライブ配信によりウェビナーを実施した後、期限を設けてアーカイブ配信を提供するというものです。

くわしくは動画「【2022年最新調査】ウェビナー のメリット・デメリットのTOP3とその活用方法」をご覧ください。

ウェビナーのデメリット4つとその対策

メリットが多いウェビナーですが、以下のようなデメリットもあります。それぞれのデメリットを軽減するための対策についても述べていきます。

ウェビナーのデメリット1.通信トラブルのリスクがある
配信が止まる、音声が聞き取りづらいなど、通信環境や機材に起因するトラブルが起きる可能性があります。
通信トラブルは参加者にとって大きなストレスになります。
シャノンが2022年に実施したアンケートでも、ユーザーが感じるウェビナーのデメリットで1位となりました。

ウェビナーを提供する企業側としては、通信トラブルができるだけ起きないよう、例えば以下のような事前準備をする必要があります。

  • 音声や映像に問題がないか十分なリハーサルを行う
  • 設備の整ったスタジオから配信する
  • 万一にそなえてホストや進行役を複数用意する
  • アーカイブ配信を提供する

通信トラブルは参加者側の環境で起きる場合もあり、リスクをゼロにすることはできません。トラブルが起きる想定で十分に対応策を講じておくことが重要です。

ウェビナーのデメリット2.参加者の反応がわかりにくい
対面のセミナ―では登壇者は参加者の表情を見ながら話を進めます。
内容に満足しているか、関心を持っているかなど会場を観察しながら話題を選んだり、話すスピードを変えたりします。

一方ウェビナーの場合、参加者の表情が見えにくいことがデメリットといえます。
対策として、ライブ配信では双方向機能を活用する方法があります。

  • チャット機能により質問や感想を書き込んでもらう
  • SNSでハッシュタグをつけて投稿してもらう
  • リアルタイムアンケートで配信中に参加者の意見を集める

ウェビナーでは参加者の反応をその場で知ることが難しいですが、事後アンケートで参加者からのフィードバックを得ることができます。
ウェビナーの各項目のうち役に立った部分はどこかを質問して、結果を次回以降の改善に役立てます。

コンテンツのヒントになるアンケート

ウェビナーのデメリット3. 具体的な質問ができない
対面セミナーと比較して、具体的な質問がしにくいという点もウェビナーのデメリットとして多くの人に認識されています。
対策のひとつとして、「ウェビナーを対談形式で行う」というのがおすすめです。

シャノンの配信実績によると、1人だけが話す講演会形式よりも対談形式のほうが、質問が活発に出やすい傾向があります。
シャノンの調査によると、講義形式と対談形式のウェビナーでは以下のように質問率に明らかな差がありました。

視聴者数に対しての質問率
講義形式の場合 ほぼ0%
対談形式の場合 10.82%

正確な理由は突き止められていませんが、一人の出演者が話す内容を、もう一人の出演者が掘り下げることにより、質問のイメージが生まれやすいのではと考えています。
また、対談形式のほうが視聴者の満足度が高いという調査結果も得られています。

ウェビナーのデメリット4. 参加者との関係構築がしにくい
対面のセミナーの場合、早めに来場したゲストと名刺交換したり、終了後に個別に質疑応答の続きをしたりすることが珍しくありません。
企業の営業担当者にとってはセミナーの前後の時間は貴重な顧客との関係構築の機会となります。

一方ウェビナーの場合は、リアル開催のようなコミュニケーションの自由度はありません。このデメリットを補うため、以下のような対策例があります。

  • ブレイクアウトルーム機能により小グループに分けてコミュニケーションの機会を増やす
  • ウェビナー終了後にアンケートをとる
  • アンケート結果や多かった意見に対する回答などの情報を参加者に提供する
  • インサイドセールスなどが事後フォローする

アンケートは回収率を上げるために、ウェビナー開催中に見られるチャット欄に掲載しておくことがおすすめです。アンケート回答者への特典を用意しておくことも有効です。

ウェビナーのメリット・デメリットの解説に関連して紹介したシャノンのアンケート調査結果については、以下の動画でご紹介しています。

ウェビナー配信のはじめ方

ウェビナーはセミナーほど準備作業がありませんが、初めてウェビナーを開催するときには機材を揃えたりセッティングしたりといった初めての作業が発生します。

準備から本番までに必要なことについてくわしくは、「ウェビナーの開催準備を徹底解説|準備 開始から開催当日までの必須項目」をご覧ください。

ウェビナー配信に必要なもの

ウェビナー配信に必要な機材や環境として以下があります。

インターネット環境
ウェビナーはインターネットを通じてオンライン配信するものなので、インターネット環境は必須です。
インターネット回線の品質によって、配信パフォーマンスは大きく変わってしまいます。
ウェビナーを配信する場合、無線LANやWi-fiよりも安定している有線接続がおすすめです。
前述した通信トラブルの可能性を最少にするためにも、機材は有線接続にしましょう。

パソコン
パソコンは、容量の大きい動画を配信するケースもあるため、マルチタスクを実施しても動作に問題がない、十分なスペックを備えたものを用意します。

カメラと関連機器
Web会議ではパソコンに搭載されたカメラとマイクを使うことも多いですが、ウェビナーでは視聴者にできるだけ鮮明な映像・音声で配信するために、専用のカメラやマイクを用意するのがおすすめです。
映像を重視する場合、複数人が登壇するため広い画角で撮りたい場合は、外付けのWeb会議用カメラを用意します。
ほかに、スマホやデジタル一眼レフカメラをウェブカメラ化する手段もあります。
顔を明るく映すために、卓上ライトなどの照明を用意するのもおすすめです。
バーチャル背景のようなクロマキー演出をする場合は、グリーンバックを用意します。

マイク
話が聴き取りにくい、音声が途切れるといった状態は、視聴者が離脱する原因となります。
音声についても十分に準備しましょう。
パソコンに内蔵されているマイクの場合、キーボードの打音や周囲の雑音を拾ってしまい、クリアな音声が得られないことがあります。
主音声だけを配信できるよう、話す人に向けることができる専用マイクを選びましょう。
マイクにはピンマイクやコンデンサーマイクなど、さまざまな種類があります。

ウェビナー配信ツール
配信ツールはウェビナーに欠かせません。
おもなウェビナー配信ツールとして以下があります 。
無料で使用できるものもありますが、企業がウェビナーを実施する場合は有料プランが必要となる場合が多いです。

  • YouTube Live
  • Zoom
  • Teams
  • Cisco Webex
  • Adobe Connect
  • V-CUBEセミナー
  • J-Stream Equipmedia

ウェビナーに関連する業務は当日の配信だけではありません。

開催前には準備のほかに集客や参加者への連絡、開催後には参加者のフォローなどの業務が発生します。

シャノンが提供する「SHANON MARKETING PLATFORM」では、ウェビナーの集客、開催、アフターフォローまで一貫した管理が可能です。

サポート体制が充実しているため、スムーズに導入・運用ができます。マーケティングオートメーションの提供もあり、リードの獲得から収益確保までの業務効率化が可能です。

シャノンを活用したウェビナー管理

ウェビナー集客に必要なもの

ウェビナーの開催にあたり、担当者が力を入れることになるのが集客です。集客のために必要なものを紹介します。

魅力的なコンテンツ

最も重要なのは、ターゲットとするユーザーのニーズに合う、魅力のあるコンテンツです。
まず考えられるのが知名度の高い登壇者をセッティングすることです。

業界で注目されていて、「話をぜひきいてみたい」と思えるような登壇者なら多くの人の参加が期待できます。ただしコストもかかります。

コストを抑えられる方法として、魅力的なテーマや内容を準備するというのがあります。
これについては、シャノンの経験からおすすめの方法を2点ご紹介します。

よかったコンテンツの再利用
何度かウェビナーを開催していくと、参加者が多く人気だったウェビナーとそうでないものがあります。
集客成績がよかったウェビナーのコンテンツはブラッシュアップしながら徹底して使い回すことがおすすめです。

以下は、シャノンで好評だった「細かすぎて伝わらないウェビナー改善Tips集」の企画書です。

ウェビナーの企画書

季節性があるウェビナーを企画する
たとえば1月は「マーケティング部門 活動計画の立て方」、5月ごろには新人向けに「マーケティング用語解説」など、季節ごとにニーズがありそうなテーマを予め設定した「年間カレンダー」を作成し、計画に沿って実施していきます。

ウェビナーのスケジュール

メールなどによる効果的な集客

メルマガを配信している顧客・見込み客のリストは有力な集客ターゲットです。
ウェビナーへの参加を促す案内メールは計画的に配信します。
シャノンでは、ウェビナー直前のタイミングで1回だけ送信する「One to Oneメール」で効果を上げています。

メール集客のスケジュール

メールによる集客の工夫は「メルマガの開封率の平均はどれくらい?開封率を上げる7つの方法 。BtoB向けメールのTipsもご紹介!」の記事でくわしく紹介しています。

SNSへの投稿や集客サイト、プレスリリース配信サイトの活用

Facebook、TwitterといったSNSの自社アカウントも積極的に活用しましょう。
以下のような外部の集客サイトも有効です。くわしくはそれぞれの公式サイトをご覧ください。

  • Peatix
  • TECH PLAY
  • こくちーずプロ
  • Web担当者Forum

また、「PR TIMES」のようなプレスリリース配信サイトへの掲載も効果があります。
以下は、シャノンのウェビナーにおいて、PR TIMESでの告知により全体の8%の集客に成功した事例です。

PR TIMESを活用したウェビナー集客

広告、チラシ、DMなど

特に集客に力を入れたいウェビナーの場合は、費用をかけてWeb広告などを実施します。
ウェビナーについて告知する広告は集客のためだけでなく、知名度のアップにもつながります。
さらに、紙のチラシ配布、ダイレクトメールなどの施策を行う場合もあります。

ウェビナーの集客方法については「ウェビナーで集客する8つの方法とは?集客で失敗しないための6つのポイントも解説」の記事でくわしくご紹介しています。

ウェビナー開催に慣れてきたら、さらに成果を上げられるよう自社コンテンツをブラッシュアップしていきます。

最後に、ウェビナーを売上アップへどうつなげていくか?について解説します。

シャノンのウェビナー開催実績

ウェビナーは最後まで参加(視聴)してもらうことが難しく、集客できるのか疑問に思う方もいるでしょう。しかし実践した結果は違いました。

シャノンは、2019年8月からウェビナーを毎月開催しています。

年間では約75回自社ウェビナーを開催し、2020年3月から2021年3月までの1年間で、約11,500人を集めました。対面セミナーよりも、約5倍の集客ができています。

事前に申し込んだ人のうち、65~70%の人が当日に視聴URLを開き、30分の配信で平均22~25分間視聴されています。

さらに参加者の85~90%が最後まで視聴していることから、ウェビナーは対面セミナーと変わらず、高い割合で最後まで視聴されることがわかりました。

ウェビナーを視聴された方のうち、事後フォローでアポイントにつながる率を紹介します。

比較・検討層向けの製品を紹介するデモウェビナーで10%程度、興味、関心を引き上げるウェビナーでは5%程度です。

この割合は対面セミナーと比較すると、低めの数値となります。しかしウェビナー参加者の母数が多いので、十分な成果を上げているといえます。

詳細な数値については、こちらの記事「視聴率、CVR、アポイント率……。ウェビナー の気になる数字をシャノンがご紹介」をご覧ください。

ターゲットに合わせたウェビナーのテーマ設定がポイント

シャノンの場合、2つのパターンのウェビナーを開催しています。

製品の機能や導入事例を紹介する「製品ウェビナー」と、業務に役立つノウハウを紹介する「ノウハウウェビナー」です。

ノウハウウェビナーは、製品については興味・関心があるが、具体的な購入までは考えていないという「興味・関心層」向けに開催しています。

多くの人が興味を抱く内容なので、集客数は多くなります。

一方の製品ウェビナーは、具体的に製品の検討を始めている「比較検討層」向けで、集客数は少ないですが、商談へ進むアポ率は高くなっています。

重要なことは、興味・関心層を幅広く集客し、フォローを継続することにより関心度を引き上げ、やがて製品ウェビナーへと導くことです。

このように、ターゲットを明確にしたウェビナーのテーマ設定が成果につながります。

くわしくは以下の動画「【2022年最新調査】ウェビナー担当が知っておきたい、今、視聴者が望むウェビナーの内容」を参照してください。

若手は対面を選ぶ傾向。セミナーとの併用がおすすめ

企業がウェビナーを定期開催するようになると、コストや手間がかかる対面のセミナーを敬遠する傾向があります。

集客力があり一定の成果も出せるのだから、ウェビナーだけでいいのでは? という考え方もありますが、果たしてそれで十分でしょうか。

シャノンが実施したアンケートに よると、「ウェビナーとセミナーのどちらに参加したいですか?」という質問に対して、2022年最も多い回答は「どちらでもよい」でした。

しかし、回答者を30代以下に限定すると、セミナーを選ぶ人が4割超であることがわかりました。

若い世代はリアルな機会から得られるメリットを重視しているようです。

ウェビナーよりもセミナーを好む若年層

このことをふまえ、意見交換の時間や参加者同士の交流の機会を増やすなど、対面ならではの体験を提供できるようなセミナーを実施していくことがおすすめです。

以下はウェビナーと対面セミナーの比較表です。それぞれのメリットを活かして運用していきましょう。

ウェビナー セミナー
実施形態 インターネットを利用したオンライン配信 参加人数に合わせた規模の会場
開催コスト 低コスト(配信機材、ツール使用料など) 高コスト(会場費、設備レンタル日、交通費など)
必要なもの ・インターネット環境
・カメラ、マイクなどの配信機材
・ウェビナー配信ツール
・会場となる場所
・モニターやマイクなどの機材
・受付や案内係などの人員
メリット ・低コスト
・場所や人数の制限がない
・感染症対策ができる
・参加者の反応がわかりやすい
・参加者との関係構築がしやすい
デメリット ・通信トラブルのリスクがある
・参加者の反応がわかりづらい
・参加者との関係構築が難しい
・高コスト
・集客範囲が限られる
・準備が大変
・感染リスクがある

上記で紹介したウェビナーとセミナーについてのテータは、以下の動画「【2022年最新調査】今後求められるマーケティングチャネルの傾向とは?」でくわしく解説しています。

シャノンでは、初心者向けや中級者向けの「ウェビナー主催者のためのウェビナー」を多様なテーマで定期開催しています。お知らせを希望する方はこちらからご登録くだ さい。

まとめ

本稿のポイントは以下です。

1. ウェビナーとはオンラインで開催するセミナーのことです。リアルタイムで実施されるライブ配信と録画を配信するアーカイブ配信があります。

2. ウェビナーのメリットは以下です。

  • 低コストで開催できる
  • 人数や開催場所の制約がない
  • 感染症対策になる
  • アーカイブ配信ができる

3.  ウェビナーのデメリットは以下です。

  • 通信トラブルのリスクがある
  • 参加者の反応がわかりにくい
  • 具体的な質問ができない
  • 参加者との関係構築がしにくい

4.  ウェビナー集客のために必要なものは以下です。

  • 魅力的なコンテンツ
  • メールなどによる効果的な集客
  • SNS投稿や集客サイト、プレスリリース配信サイトの活用
  • 広告、チラシ、DMなど

5.  ウェビナーを売上アップなどの成果につなげるために、ターゲットを明確にしたテーマ設定が有効です。

6.  今後はウェビナーとリアルなセミナーを併用していくことがおすすめです。

関連資料

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ぜひ、くわしい資料で確認してみてください。

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