
この記事でわかること
- 「1800円を節約する前に1800円分の改善を出せるか」——ROIから逃げないという姿勢
- ダブルオペレーションを放置すると何が起きるか——「kintoneなくてもいいじゃない」という声
- 「ライセンスを取り上げる」は最悪の悪手——免罪符・分断・余計な非効率
- 営業・ミドルマネジメント層を動かす数字の作り方——シャキーンで売上貢献を可視化
kintoneを導入して、最初は盛り上がった。しかし半年後、1年後——使っている人と使っていない人が分かれてきた。「何とか全員に使ってもらいたい」と悩んでいる担当者は多いです。この記事は、kintoneの継続利用について、私なりの考えを整理したものです。
kintone hive Sapporo——「業務のやり方が人の人生に影を落とす」
kintone hive(サイボウズ主催のkintoneユーザー事例発表イベント)のSapporo大会に参加した際、AKASHIさんのプレゼンが強く印象に残っています。
「業務のやり方が人の人生に影を落とすかもしれない」——このフレーズです。kintoneで業務を改善することは、単に「効率が上がる」という話ではなく、そこで働く人の日々の体験、ひいては人生に影響する——そういう重みを持った取り組みだという視点でした。
この言葉を聞いて、私はkintoneの継続利用という問題を「ROIだけで語ってはいけない」と同時に「ROIから逃げてもいけない」と強く感じました。
「1800円を節約する前に、1800円分の改善を出せるか」
私が勝手に兄貴と慕っているR3の金春氏がよく言う言葉があります。
「1800円節約する前に、1800円分の改善を出せるか」
これはkintoneのライセンス費用(月額1,800円/人・スタンダードコース)を念頭に置いた言葉です。「このコストは高い」と言う前に、「このツールで1,800円分以上の改善を生み出しているか」を問うべきだ、という話です。
この問いを真剣に考えると、「使っていない人のライセンスは無駄だ」という発想は当然出てきます。しかし、その解決策として「使っていない人のライセンスを取り上げる」という方向に進む企業があります。これは最悪の悪手です。
ダブルオペレーションを放置すると何が起きるか
kintoneで業務を管理しながら、以前のExcelや紙の管理も並行して続けている——これをダブルオペレーションと呼びます。
ダブルオペレーションは最初のうちは仕方がありません。新しいシステムに慣れるまでの移行期間として許容されることもあります。しかし、ダブルオペレーションを放置し続けると、じわじわと危険な状態になります。
「結局kintoneに入力しなくてもExcelで管理できてるよね」という感覚が広まっていきます。そしてある時点で誰かが言います——「kintoneって、なくてもよくない?」。この声が出た瞬間が、一番危ない。経営層がこの声を拾ってしまうと、「コスト削減のためにkintoneをやめよう」という話になりかねません。
「ライセンスを取り上げる」は最悪の悪手
「使っていない人のライセンスを取り上げよう」という発想は、一見合理的に見えます。しかし実際に何が起きるかを考えてください。
① ライセンスを取り上げられた人は「使わなくてよくなった」という免罪符を得る
② 「私はkintoneのユーザーではない」という明確な立場が生まれる
③ kintoneを使う人・使わない人の分断が組織に生まれる
④ kintoneで管理されるデータが不完全になる
⑤ 「やっぱりkintoneは使いにくい」という評判が社内で広まる
ライセンス削減で短期的なコストは下がるかもしれません。しかし、「全員がkintoneを使う組織」への道は閉ざされます。これは長期的には大きなマイナスです。
理想は、「いつでもやめることができる」という感覚を持たせないことです。全員が「使おうと思えば使える状態」を維持しながら、kintoneがなくてはならない仕組みを作っていく。これが継続利用の本質です。
ROIから逃げずに立ち向かう:数字で語る
kintoneの継続利用で最も重要なのは「ROIを数字で示すこと」です。感覚ではなく、具体的な数字で。
営業・ミドルマネジメント層を動かすには「営業活動改善のインパクト」を数字で示すことが有効です。たとえばこういった数字です。
- シャキーンを使い始めてから、月あたりの商談創出数が○件増えた
- メール配信で○件の休眠顧客が動き出した
- Webトラッキングを使い始めてから、営業担当者1人あたりのアポ獲得数が○%上がった
- 企業IP解析で見つけた未顧客○社のうち、○社から問い合わせが来た
これらの数字が積み上がることで、「kintone×シャキーンがあるから売上が上がっている」という因果関係が社内に認識されます。この認識こそが、継続利用の最大の動機になります。
「1日10分、顧客の動きを追う」から始める
kintoneの継続利用は、壮大な改革から始める必要はありません。最初の一歩は「1日10分、顧客の動きをシャキーンで確認する」習慣を作ることです。
昨日、どの顧客がWebサイトに来訪したか。送ったメールに誰が反応したか。この10分の確認が営業の行動を変え、行動が変わると数字が変わり、数字が変わるとkintoneの価値が可視化されます。
「やるか、やらないか」——最終的にはこの二択です。シャキーンはその「やる」を後押しするために存在します。
シャキーン浅野より
kintoneの継続利用で失敗する企業に共通するのは「ROIを測っていない」ことです。感覚で「使えている気がする」「使えていない気がする」という評価をしている間は、継続の根拠が脆弱です。シャキーンで売上貢献を可視化し、「この数字があるからkintoneをやめられない」という状態を作ることが、私の考える継続利用の本質です。
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よくある質問
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「シャキーン」は株式会社シャノンが提供する、kintoneユーザー向けの販促・営業支援サービスです。月額30,000円(税別)のワンプライスで、以下の機能がすべて含まれます。
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専任担当者なしでも運用できる設計を最優先にしており、総務・営業担当者が兼務で動かしているケースが多い点が特徴です。








