kiontone×シャキーン 徹底解説

この記事でわかること

  • メール配信の「企画・製作・実行」を切り分ける——属人化を防ぎ、誰でも実行できる体制へ
  • 重複送信・オプトアウトの自動管理——kintoneデータと連携した安全なメール配信
  • 件名の最適化テクニック——重要情報を前に出し、開封率を上げる実践的な書き方
  • AIコンシェルジュで件名の壁打ち——迷ったらAIに相談する新しいワークフロー

「メール配信を始めよう」と思っても、なかなか前に進まない——その理由の多くは「誰が・何を・どのように」が決まらないことにあります。この記事では、kintone×シャキーンでメール配信から商談きっかけを作るための実践的な方法をお伝えします。

「誰が・何を・どのように」が決まらないと前に進まない

メール配信を始める前に最初に起こる問題があります。それは「やろうという意志はあるけど、誰がやるの?何を送るの?どのシステムを使うの?」という状態です。

メールマーケティングに詳しい人がいれば最初のハードルは下がりますが、多くのkintoneユーザー企業では「マーケティング専任者がいない」「営業担当者がやるしかない」というケースが多いはずです。

そこで重要なのが「企画・製作・実行」の切り分けです。

  • 企画:誰に・何を・いつ送るかを決める(マネージャー・企画担当)
  • 製作:メールの本文・件名・デザインを作る(担当者)
  • 実行:配信リストの選定・送信・結果確認(担当者またはシステム自動)

この3つを分けて考えることで、「全部一人でやらないといけない」という心理的負荷が下がります。そして、それぞれのステップでシステムがどれだけサポートしてくれるかが、継続できるかどうかを決めます。

kintoneデータとの連携で重複・オプトアウトを自動管理

kintoneとシャキーンを連携することで、メール配信に必要な「安全策」が自動化されます。

重複送信の防止

複数のフォームや名刺から同じ人のデータが複数存在することがあります。シャキーンの名寄せ機能により、同一人物への重複送信を防ぎます。「同じ人に二通送ってしまった」という失礼なミスがなくなります。

オプトアウトの自動管理

配信停止(オプトアウト)を申請された方への送信を自動で停止します。手動でリストを管理していると、ヒューマンエラーで配信停止者にメールを送ってしまうリスクがあります。これをシステムが自動で管理します。

件名の最適化——開封率を上げる実践的な書き方

メールを送っても開封されなければ意味がありません。件名は最も重要な要素の一つです。

重要情報は前に出す

スマートフォンでメールを確認する場合、件名は前半の15〜20文字程度しか表示されないことがあります。

NG例:「今週のお得なキャンペーン!最大50%OFFのご案内」
OK例:「【50%OFF】本日開始。詳細はこちら」

NGの例では、スマートフォンで表示される前半部分に「今週のお得なキャンペーン!」が入ってしまい、具体的な内容(50%OFF)がカットされてしまいます。OKの例は、前半に最も伝えたい情報を圧縮しています。

【】(隅付き括弧)でカテゴリを明示する

「【ウェビナー案内】」「【事例紹介】」「【重要】」など、受け取った相手が瞬時にメールの種類を判断できるようにします。人はメールを処理する際に「開くか・後回しにするか・削除するか」を瞬時に判断します。その判断を助けるのが件名の冒頭に入るカテゴリ表示です。

AIコンシェルジュで件名の壁打ちができる

「件名が思い浮かばない」「これでいいか自信がない」——そんなときのために、シャキーンにはAIコンシェルジュが搭載されています。

本文の内容をAIに伝えると、件名の候補を複数提案してくれます。また「この件名はどう思う?」と問いかけると、改善ポイントを教えてくれます。専門家への相談が難しい中小企業にとって、AIへの壁打ちは心強い選択肢です。

ブロック単位でのメール作成——HTML知識が不要

メールのデザインを整えるためにHTMLの知識が必要——という時代は終わりました。シャキーンでは、ブロック単位でメールの構成を変えることができます。

テキストブロック、画像ブロック、ボタンブロック——これらを組み合わせることで、HTMLを一行も書かずにリッチなメールが作れます。既存のテンプレートを選んで文章を差し替えるだけという手順で、初めての方でも30分以内にメールが完成します。

メール配信の結果から商談きっかけを作る

メール配信は「送って終わり」ではありません。送った後の行動こそが商談きっかけになります。

  • メールをクリックして製品ページを閲覧した→翌日フォローの電話
  • セミナー案内メールに反応したが申し込んでいない→別のアプローチ
  • 同じ会社から複数人が反応した→組織内で関心が広がっているサイン

こうした行動データがシャキーンのダッシュボードで一目でわかるため、営業が「今日連絡すべき人」を迷わず選べます。メール配信とWebトラッキングを組み合わせることで、見込客の動きを「ストーリー」として把握できるようになります。

シャキーン浅野より

メール配信で一番もったいないのは「送ったけど、その後何も見ていない」ケースです。誰が反応したか、何をクリックしたか——この情報が翌日の営業行動を変えます。シャキーンは「送るところ」から「動くところ」まで一貫して支援します。

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よくある質問

Q. セグメント配信(特定の顧客層にだけ送る)はできますか?
A. できます。kintoneの顧客データの属性(業種、地域、役職など)や、過去の行動履歴(メール開封・クリック・ページ閲覧)を条件にして、特定の層にだけメールを送ることができます。
Q. ステップメール(シナリオメール)は設定できますか?
A. 対応しています。「資料DL後3日後にフォローメールを送る」「ウェビナー参加後1週間後に事例紹介メールを送る」といったシナリオを事前に設定しておくことで、自動的に適切なタイミングでメールが送られます。
Q. メール配信の効果分析はできますか?
A. 配信数・開封率・クリック率・オプトアウト率などの基本指標を確認できます。また、クリック後のWebページ閲覧行動もWebトラッキングと連動して追跡できます。

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