ウェビナーマーケティングとは?

ウェビナーマーケティングとは、Webセミナーを利用したマーケティングのことです。

この記事では、ウェビナーマーケティングについて詳しく知りたい人に向けて、概要や配信方法などを解説します。

あわせてウェビナーマーケティングの統計情報や活用事例などについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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ウェビナーマーケティングとは?

ウェビナーマーケティングとは、Webセミナーを利用したマーケティング手法です。

気軽に参加できるWebセミナーを活用することで、より幅広い層のユーザーとつながれます。また、リモートで顧客との接点をつくれることも特徴です。

ウェビナーとは?

ウェビナーとは、Webとセミナーを掛け合わせた造語です。

従来は会場を用意して行っていたセミナーを、オンライン上で開催することを指します。
インターネットを通じて配信するため、場所や人数問わずに開催できます。

配信方法

  • リアルタイム配信(ライブ配信)

リアルタイム配信とは、告知した時間にWebセミナーを行うライブ形式の配信です。

生放送のため、チャットなどを活用することで、視聴者からの反応をみながらセミナーを進めることができる、質疑応答などのコミュニケーションがとれるといったメリットがあります。

  • 録画配信

録画配信は、あらかじめ録画していたセミナー動画を配信する方法です。
配信時間に間に合わなくても、参加者が好きな時間に視聴できるのがメリットです。

  • 収録ライブ配信

収録ライブ配信は、あらかじめ録画していた動画を告知した日時に配信します。

質疑応答に対応できるため、ライブと録画のメリットをあわせもっています。
機材トラブルや講師の体調不良といった緊急事態の回避策になります。

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ウェビナーマーケティングのメリット

ウェビナーマーケティングは、ウェビナーそのものとマーケティングにおけるメリットがあります。

ここでは、それぞれについて詳しく紹介します。

ウェビナーそのもののメリット

  • 開催しやすい

ウェビナーは、申し込みから配信まで自動化できるため、開催にかかる手間が軽くなります。また、ウェビナーには時間の制限がありません。

そのため、20~30分程度の単発コンテンツも配信しやすいのです。

  • 集客がしやすい

ウェビナーはインターネットさえつながっていれば、参加者は会場に行く必要がなく、どこに住んでいても手軽に視聴できます。

幅広いターゲット層の集客が可能で、リアルセミナーのように人数制限もなく、大人数への配信も可能です。

  • コスト削減ができる

リアルセミナーは、会場費や交通費、スタッフの人件費などさまざまなコストがかかります。しかし、ウェビナーは配信環境さえあれば開催できます。

会場費や交通費は必要ありませんし、スタッフも必要最低限で開催できるため大幅なコスト削減が可能です。

マーケティングにおけるメリット

  • リード獲得がしやすい

ウェビナーは申し込み時に、メールアドレスや氏名などを登録してもらいます。

そのため、ウェビナーに参加してもらうことで顧客リストを構築でき、リードを獲得しやすくなっています。

また、ウェビナーでは、多くの情報や課題解決のノウハウなどを効果的に伝えることができるため、購買意欲を高められます。

  • 効果的な伝達力がある

ウェビナーは製品やサービスの必要性を伝えることが得意な人を講師にすることで、多くの人に的確に情報を伝えられます。

従来のオンラインマーケティングであるメールやブログなどでは、大量の情報を正しく伝えることが難しいケースも多々ありました。

ウェビナーでは動画で動きを解説したり、資料や画像に音声をつけたりと、さまざまな表現が可能になります。
文章や言葉だけではなかなか伝えにくいような、自社商品の応用方法なども効果的に伝達できるのです。

  • ファン・信頼を得やすい

ウェビナーは、講師の表情を目にしたり声を聞くことができたりします。

そのため、メールや電話を通した顔の見えない関係よりも、安心感や信頼感を持ってもらいやすいのです。

話し方や伝え方の上手な講師を介して、自社の商品や企業そのものの情報を配信するため、ファンになってもらいやすい、信頼関係を築きやすいというメリットがあります。

  • 顧客との関係構築ができる

ウェビナーは、質疑応答などで顧客とコミュニケーションをとれます。

そのため、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客との関係構築にもつながります。

また、ウェビナーを実施する際、他社や他業界とチームを組んで配信することも可能です。
自社のサービスや商品などと関連する専門家を招くことで、さまざまな業界との関係構築にもつながります。

  • コンテンツとして再利用できる

ウェビナーは一度配信して終わりではなく、コンテンツとしてさまざまな活用方法があります。

同じセミナーを長期にわたって配信することも可能ですが、リアルタイム配信したセミナーを録画しておいて録画配信用のコンテンツとして再利用することも可能です。

また、購入者特典としの利用や、セミナー内容をブログに投稿するなど、さまざまな再利用方法があります。

ウェビナーマーケティングに関する統計

米国のマーケティング会社「コンテンツ・マーケティング・インスティテュート」によると、米国企業のウェビナー導入率は60%以上です。

ウェビナーを最後まで視聴する参加者の割合は91.2%と高く、30分のウェビナーの平均視聴率は20分以上と、長くみてもらえることがわかります。

また、参加者の購買率は30~40%となっています。

ウェビナーマーケティングの事例

ウェビナーマーケティングはどのように行えばいいのでしょうか。

ここでは、活用事例を4つ紹介します。

動画配信サービスの活用

あるIT企業では、YouTubeをプラットフォームとして動画の配信を行うことで、普段から動画視聴をしているユーザー層に情報を伝えています。

利用者数の多い動画配信サービスを活用することで、視聴者数が多くなり知名度アップなどの効果もみられました。

また、動画を視聴してほしい層を地域や興味などで指定できるため、効果的に見込み顧客にアピールできることもポイントです。

ユーザーのレベルにあわせた開催

あるECサイトでは、初心者向けや中上級者向けというように、ユーザーのレベルにあわせたウェビナーを開催しています。

それぞれのレベルにあわせて適切なセミナーを選べるため、参加へのハードルが低く、集客力が高まっています。

また、同じ内容の動画がほぼ24時間視聴できるため、より多くの人に見てもらいやすくなっています。

臨場感を演出

あるUXメディアではラジオのように音楽を流したり、参加者のコメントをオンラインホワイトボードに付せんとして貼り付けたりすることで、臨場感を演出しています。

これにより、実際のイベントに参加しているような感覚になり、質疑応答などが活発に行われるようになります。

オフラインのセミナーと同時開催

オフラインのセミナーとウェビナーを同時開催することも可能です。

ウェビナーを開催する際、本当に集客できるかどうか、配信環境や技術などの不安点を抱えている場合も多いでしょう。

ある人材広告企業では、オフラインセミナーと同時開催することで、会場でのセミナー成功を担保しつつウェビナーを行っています。

まとめ

ウェビナーマーケティングは、集客しやすい、コスト削減ができる、など会場で行うオフラインのセミナーよりも開催しやすくなっています。

新規顧客の獲得や既存顧客との信頼関係を構築しやすかったり、配信動画を再利用しやすかったりと、さまざまなメリットがあります。

 

リアルタイムや録画、収録ライブと状況にあわせて配信方法を選べることもポイントといえるでしょう。

 

シャノンでは、動画配信機能だけではなくマーケティングに役立つ機能も備えたウェビナーツールを提供しています。

ウェビナーを簡単に管理できるプラットフォームで、動画配信システム「YouTube」と組み合わせて利用することにより、集客から開催、開催後のフォローまでトータルで実施できます。

 

ウェビナー視聴・未視聴の判別や人に紐付いたアンケートの実施など、マーケティングに役立つ機能も多数搭載しています。

資料やカタログも用意しているので、ウェビナーについてより詳しく知りたい方は、確認してみてください。

 

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