人気の専門職「マーケター」とはどんな仕事?マーケターになるには?シャノンのマーケターのスケジュールも公開!

人気の専門職「マーケター」とはどんな仕事?マーケターになるには?シャノンのマーケターのスケジュールも公開!

マーケティングの専門職に従事する人を マーケターといいます。 企業のマーケティング部門のほか、マーケティング支援会社でもマーケターとして働くことができます。

今回は「マーケターとはどんな仕事か?」「未経験からマーケターになることはできるのか?」など、マーケティング職に関心がある方向けの情報をまとめました。

最後にシャノンのマーケターの1週間をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

マーケターとはどんな仕事? 求められるスキルは?

マーケターとはどんな仕事か、年収や将来性、どんなスキルが必要か、などの基本情報をまとめます。

マーケターの仕事とは

マーケターとは、マーケティング業務を担当する職種です。

マーケティングとはどんな業務でしょうか。いろいろな定義がありますが、業務にフォーカスすれば、商品やサービスが継続的に売れるための仕組みを作ることだといえます。

マーケターの仕事とは、企業の経営戦略に基づいて売れる仕組みを作り、実践し、実際に成果を上げることです。

企業のマーケティング部門などに配属された新人マーケター は、Webページの作成、メールマガジンの作成などいくつかの業務を担当します。

Webページなら流入数、メルマガなら開封率などのように、マーケティング施策の多くはデジタルで成果を計測できるので、マーケターは常に、

施策を企画し、実施する → 成果を計測し、分析する → 改善した施策を実施する

ということを繰り返しています。

成果が見えやすい一方で、責任がともないますが、短期間でスキルアップすることも可能な職種といえます。

マーケターの年収、将来性は?

マーケターの年収にはかなり幅があります。 日本企業のマーケティング部門では企業の給与体系に準じた年収となり、300万円~700万円台、マーケティング支援会社のマーケター職では400万円~800万円台程度で、スペシャリストとして働く支援会社のほうがやや年収が高くなります。

また、外資系企業のマーケティング職は年収が高い傾向です。マーケターとして実績を積めば、独立・起業してさらに高収入を目指すことも可能です。

マーケターの将来性はどうでしょうか。

日本企業の多くは「優れた商品を作り」「営業部門が売り込む」ことを優先し、マーケティングを重視してきませんでした。 特にBtoB企業ではその傾向が顕著でした。

しかしリーマンショック以降、グローバルに展開した企業などが商品力と営業力だけでは成功できない経験を経て、マーケティングの重要性が認識されるようになってきています。

つまり日本企業は現状で弱いマーケティング部門を強化する必要があり、マーケターには今後も需要があると期待できます。 特にデジタルマーケティングの人材は不足しているので、この分野には将来性があるといえます。

マーケターに必要なスキルとは?

マーケターに必要なスキルとして、以下が挙げられます。

自己管理能力
日常業務は山積みで、さらにそこへ毎日のように新たな業務が追加されます。

そのため、自分で優先順位を組みかえ、時間配分を考えて仕事をする必要があります。 さらに予期せぬ失敗などで作業量が増えることも。忙しくても確実に業務を前に進める自己管理能力が必要です。

変化をとらえ、科学的に分析する能力
「今まで効果があった施策で急に数値が悪くなり、その原因がわからない」といった事態がよく発生します。 あるいは、「わずかな変化だが、無視できない傾向」を読み取らなくてはならない場合もあります。

このようなときに、勘や思い込みに頼らず、あらゆる要因を科学的に分析して答えを見つけ出す能力が求められます。

敏感に最新情報をキャッチして仕事に活かせる能力
新しいテクノロジー、コロナ禍のような社会情勢、マーケットや経済の動向、顧客の嗜好の変化など、さまざまな変化がマーケティングに影響を与えます。 情報を正しくキャッチして適切に活用する能力も大事です。

タフネスとチャレンジ精神
実施した施策のすべてが成功するわけではありませんが、そんなときもあきらめずやるべきことを続けられるタフさが必要です。 常に仮説を立ててそれを検証するチャレンジ精神、失敗から学ぶ姿勢も大事です。

マーケティング職のバリエーション

マーケティングの業務は多岐にわたり、マーケティング部門の職種または業務には以下のような種類があります。 特定の分野を担当する場合もあれば、複数の業務を同時に担当することもあります。

デジタルマーケティング・Webマーケティング
デジタル分野のマーケティングの業務には、CRM、SNS、Web作成、アクセス解析、SEO、Web広告、リードマネジメント、その他のデジタル施策が含まれます。

クリエイティブ
デザイン、動画制作、コピーライティング、編集などが含まれます。

広告・販売促進
マスメディアへの広告出稿、販促ツールの作成、プロモーションイベントなどを担当します。

マーケティングディレクター
上記のような業務を複数経験したうえでチームをまとめるマーケティングのリーダーになります。リーダーになると、マネジメント能力も必要とされます。

未経験者がマーケターになるには

マーケターとして一定の経験を積んだ人材は転職市場でも多くの需要があります。

一方未経験者はどうでしょうか。未経験からマーケターになる方法をご紹介します。

マーケティング職は人材不足

「デジタルマーケティング役職者の約60%が ノウハウと人材の不足を課題にあげている」という調査結果が報告されています。



出典:Repro「Webサイト活用状況に関するアンケート」

さらに、専任の担当者がいる企業とそうでない企業では、「専任の担当者がいる」ほうが成果が表れているという結果も示されています。



出典:Repro「Webサイト活用状況に関するアンケート」

つまり、現在多くの企業でデジタルマーケティング人材は不足していることがわかります。

BtoB企業の場合であれば、コロナ禍で対面営業が制約を受け、営業によらない「売れるしくみ」を作るマーケティング部門の重要性が増したことも要因のひとつとなっているかもしれません。

未経験からマーケター職を目指す方法

未経験者がマーケターになる方法は以下の3通りです。

1) 社内のマーケティング部門への異動を希望する

企業に所属してマーケティング以外の職に就いている場合、異動を希望するという方法があります。

すでにマーケティング部門に専任の人材が十分に配置されている場合は簡単に希望が通らないかもしれませんが、希望を出し続けることが大切です。 企業に「マーケティング部門を拡大したい」「デジタルマーケティングを強化したい」といった方針があれば、可能性は高くなります。

マーケティング専任者がいない企業であれば、タイミングをみて「こんなマーケティング部門を立ち上げましょう」と社内プレゼンするという手段も考えられます。 社内でアピールする場合には、自ら勉強してGAIQ、ウェブ解析士、マーケティング検定などの資格を取得することも効果的です。

マーケティング業務に関わる資格については、以下の記事をご覧ください。

■参考記事
たくさんあるマーケティングの資格、どれが役に立つ?分野別・おすすめ順でご紹介!

2) 企業のマーケティング部門へ転職する

企業のマーケティング部門で中途採用する場合は、経験者限定とすることが一般的で、未経験からマーケターとして転職するハードルは高いといえます。 しかし20代であれば選考対象に残りやすいといえます。

マーケティングの資格のほか、「動画撮影・編集の経験がある」「副業でWeb制作をしている」など、デジタル分野のリテラシーに強みがあることをアピールできれば有望です。

3) マーケティング支援会社へ転職する

支援会社には、マーケティング戦略の全体を立案・実施する企業や、SEO支援、Web集客支援など専門分野を支援する企業などがあります。

多くの企業のマーケティング案件を手掛けるので早くスキルアップできる環境です。

シャノンのマーケターのリアル。ある一週間の業務を公開!

最後に、「マーケターは毎日どんなふうに仕事をしているの?」という疑問にこたえるため、シャノンのマーケターの実際のスケジュールをご紹介します。

これぞ分刻み!マーケターのタスク管理表

以下は、シャノンのマーケターのある一週間のタスク管理表です。

ウェビナー、メールマガジン、SEOや事例取材の記事、イベント出展、プレスリリースなど幅広い業務で、 大小の粒度の差はありますが、毎日15~20ほどのタスクをこなします。

煩雑な業務のなかで毎日優先順位をつけながらその日のタスクを着実に進めていく「自己管理能力」が問われるな……と自分のことながら改めて再認識しました。

もう一つ、以下の図版をご覧ください。同じメンバーの業務を少しわかりやすく表にまとめました。 シャノンSEO担当者の1週間のスケジュール

SEO担当者ではありますが他の業務も満載で、1週間のうちSEO業務に割けた時間は4時間。

アサインされるタスク以外に、アクセス数やメルマガの開封率の変化などで気になることがあれば、自ら仮説を立てて検証。有意が得られず、また次の仮説を検証。そんな自分から進んで行うタスクも発生します。

また、最近は会社が拡大してマーケティングも分業制となり、お互いの動きが見えなくなりがちです。定期的なメンバー間の情報共有にも時間を割きます。

コロナ禍でマーケターはどんなふうに仕事をしている?

2022年現在、シャノンのマーケターの在宅と出勤のバランスは、出社が週1~2日程度となっています。

出社する日は、ウェビナーの配信や動画撮影、複数人でアイディア出しをするミーティングなどを行います。 一方、在宅では以下のような業務を進めることが多いです。

  • ブログ記事の企画
  • ウェビナーの企画
  • 広告の運用
  • ホワイトペーパーの作成
  • Webページの修正、企画
  • オンラインイベントの出展準備
  • 施策の効果測定

など、一日のなかでこなすべきタスクには煩雑、かつ企画を立てる業務も多いので、考えすぎて疲れることもしばしば。 ハードに考える仕事は1日2時間くらいまでが理想ですが、なかなかそうはいかない現実があります。

そんなときは、ティーブレイクでリフレッシュしたり、ランチタイムに外を散歩したりして、ふたたび取り組みます。

マーケターという仕事の楽しさとは

もちろん、仕事を楽しいと感じられるときもあります。

「全体の企画を立てて、それを動かせる立場になれたとき」
自ら立案した企画を、外部を含めて多くの人を巻き込んで実施していけるようになることがマーケターとしての最初の目標。さらに大きな仕事へのビジョンも見えてきます。

「成果が数字に表れて、自分の成長を実感できたとき」
オウンドメディアのアクセスが1年で3倍に増えた、など数字の実績を見てやりがいを感じられます。思うように数字に出ないときもありますが、そこでの試行錯誤が次の成果につながります。

「お客様からお礼の言葉をいただいたとき」
セールスとは違い、お客様と直接かかわる機会は少ないのですが、ウェビナーのアンケートやメルマガで「よい情報を得られてうれしい」とコメントをいただいたり、導入事例紹介で協力をいただいたお客様から「よい記事をありがとうございます」のような反響をいただいたりしたときは、モチベーションがアップします。

なんにせよ、マーケティング部門が成長できる職場であることは保証します。これらを読んで「挑戦し甲斐がありそうだな」とワクワクする人は、マーケターにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

本稿のポイントは以下の3点です。

1. マーケターは企業のマーケティング部門で働くほか、マーケティング支援会社に所属してスペシャリストとして活躍しています。

2. 企業はマーケティング部門の人材不足を感じているので、マーケターになるための転職や社内異動は十分可能性があります。

3. マーケターは毎日やるべきことがたくさんあります。優先順位をつけ、集中力を持って多くのタスクに取り組みます。