大森氏: 私たちの部署は、印刷会社やデザイン会社をクライアントとする専門部隊として、全国の営業部隊を支援し、様々なプロモーションを展開しています。
以前のイベント運営は、一言で言えば「手作業の山」でした。お客様からの申し込みはFAXが基本で、そこにメールや電話も加わり、入り口がバラバラの状態だったのです。
渋谷氏: それらの情報を一つひとつExcelへ手入力し、顧客リストを作成していました。私たちは全国6〜7箇所の旗艦ショールームで統一された内容のイベントを開催するため、来場者数は一箇所で数百名、全体では膨大な数にのぼります。
さらに支社単位での小規模なイベントも含めると、把握しているだけで年間数百件もの開催があり、その事務作業にかかる工数は限界に達していました。
シャノンを選んだ決め手は、「オフライン機能」の圧倒的な優位性
イベントを支える「オフライン」の圧倒的な機能。製品を知るパートナーとしての確信
大森氏: 実は渋谷が、以前からお客様へ提案するパートナーとしてシャノンの製品特性を深く理解しており、その経験に基づいたインプットがあったこともあり、シャノンを検討していました。
ただし、社内ではすでに海外製の大規模MA(マーケティングオートメーション)ツールや安価なMAツールを導入している部署もありました。そうした中でシャノンを導入するには、非常に高いハードルを越える必要があります。
既存ツールではなくなぜシャノンなのか、その費用対効果を厳密に証明しなければならなかったのです。
渋谷氏: それでも譲れなかったのは、オンラインだけでなく「オフ」のマーケティング、つまりリアルイベントでの活用メリットです。イベントでは受付の混雑を避け、いかにスムーズに来場認証を行うかが鍵となります。
申し込みから受講票発行、当日のQRコード認証までを一気通貫で管理でき、かつ現場の動きに即した通知機能を持つシャノンは、対面営業を重視する私たちのスタイルに最適でした。
専任担当がいなくても本来の業務と両立できる、国産ならではの操作性
石川氏: MAツールを専任で担当できる人は稀です。実際にはWebサイト運営やSEO、イベントの企画から当日の現場対応、さらには営業フォローまでを一人で兼務していることがほとんどです。そのため、何ヶ月も勉強しなければ使えないようなツールでは、現場に定着しません。
本来の業務の合間であっても、迷わず直感的に動かせる。このハードルの低さが、運用を継続する上での絶対条件でした。
矢川氏: 私は配属されたばかりで、それまでMAツールに触れた経験がありませんでしたが、メンバーに教わると驚くほどスムーズにLP(ランディングページ)を作成できました。
画面を見た瞬間に「心が折れる」ような複雑さがなく、日本人の感覚に合ったUI(ユーザーインターフェース)だからこそ、本来の業務の合間に施策を形にできる。この操作性こそが、多忙な現場担当者にとって最大のメリットだと感じています。
アナログなリスト管理から解放。イベントの工数を90%削減
渋谷氏: 以前は申し込みがあるたびにリストを突き合わせる「名寄せ」に苦労していましたが、今はシャノンMAで作成したLPからお客様が申し込めば、即座に受講票が自動発行されます。
一つのイベントを例に挙げると、イベント全体の工数が90%削減されました。案内先リストの作成に要していた約5,000分の工数が実質「ゼロ」になり、申込受付管理の工数も500分から50分に削減されるなど、事務作業は劇的に効率化されました。当日はお客様が持参した受講票を読み取るだけで来場認証が完了し、データはリアルタイムで反映されます。受付での来場者チェックにかかる時間も100分から20分へと削減されており、現場の負担も大きく軽減されています。
大森氏: 特に評価が高いのは、当日の「来場通知機能」です。お客様が受付を済ませた瞬間に担当営業へメールで通知が飛ぶため、営業は最適なタイミングでアテンドに向かうことができます。
さらに、日常的な顧客向けメールの配信も営業に良い刺激を与えています。対面営業を重視してきた営業担当者は、システムから自動で集客メールなどが送られているのを見て「お客様には定期的に情報が届いているのに、自分はまだ訪問できていない」と感じるようになりました。
このデジタルの動きが、結果として「自分も行かなければ」という自発的な訪問回数の増加に繋がっています。
石川氏: メールのスケジューリング機能を活用し、自分たちの判断で施策を試せるようになったのも大きな変化です。昨年の夏の施策では、あえて「お盆休み」の時期に集客メールを送る実験を行い、曜日や時間帯による反応の違いをリサーチしました。こうした試行錯誤を即座に実行できる「スピード感」が、現場に備わっています。
伴走型サポートがもたらす「安心感」と「プロダクトへの信頼」
大森氏: シャノンを選んだ大きな理由の一つに、「伴走型」のサポート体制がありました。定例会では、私たちの業務内容を深く理解した上で、「次はこうしませんか」という具体的な提案をいただけます。自分たちだけで全ての機能を使いこなすのは難しいため、困ったときにすぐ相談できる窓口があるという「安心感」はプライスレスです。
石川氏: プロダクトの改善スピードにも驚きました。以前、メール作成画面の操作パネルで入力しづらい箇所があり、定例会で相談したことがありました。その後1年ほどでUIが改善されており、ユーザーの声を確実に反映してくれるメーカーとしての誠実さを強く感じました。
また、シャノンさんの「ユーザー交流会」に参加した際、その細やかなおもてなしに感銘を受けました。他社のユーザーも同様の悩みを抱えながら活用していることを知り、「まだ活用できる余地がある」と勇気づけられたのです。この体験がきっかけで、私たちも自社のお客様を招いた独自の交流会を企画・開催し、大変ご好評をいただきました。
今後はイベントを起点とした「真のナーチャリング」へ
大森氏: 工数削減という第一段階の課題はクリアできました。今後は、イベントで得られた膨大な参加履歴やWebのトラッキングデータを活用し、お客様の興味に合わせてパーソナライズされた施策を強化したいと考えています。
石川氏: 現在のメール施策はイベント集客のための一斉送信がメインですが、今後は印刷業界だけでなく、販促担当者やデザイナーといった職種に合わせた関心事に寄り添った配信にも挑戦したいです。多忙な現場担当者でも、本来の業務を止めることなく高い効果を出せるツールとして使いこなし、「オン・オフ融合」の成功モデルを確立したいと考えています。
「実践者」の視点で、お客様のDXを成功へ
渋谷氏: 私たちはシャノンの活用において、まずは自らが徹底して使い込む「自社実践」を重んじてきました。その過程で得た運用上のハードルやその乗り越え方といった知見は、現在、販売パートナーとしてお客様を支援する際の大きな強みとなっています。 現場感のあるアドバイスとサポート体制は、多くのお客様からご評価をいただいており、DX推進のよき理解者として、ともに成果を生み出す輪を広げています。
シャノン パートナー紹介ページはこちら
https://www.shanon.co.jp/partner/
