アイアットOECは、クラウドサービスを提供する岡山のIT企業。
株式会社岡山情報処理センター(OEC)より分社設立後、現在はBtoBのクラウドソリューションを幅広く展開している。
中でも現在注力しているのはWebコラボレーションツール「WaWaOffice」シリーズ、業務アプリ支援サービス「@pocket」だ。
同社は、こうしたクラウドサービスの拡大のため、デジタルによるマーケティング活動に力を入れてきた。
営業本部クラウドサービスグループ 営業第六チーム担当課長の濱田廣晴氏はその中心メンバー。
元々は、Web関連の企業で、Webサポートや営業を担当し、SEOをテーマにしたセミナーで講師をしていたことから、社長から声がかかり2011年アイアットOECへ入社。 2015年より現職の「業務改善クラウドサービスWaWaOffice」マーケティング専任となった。
マーケティング担当と一口にいっても、その抱える業務は幅広い。 セミナー、オウンドメディア制作、メルマガやホワイトペーパー制作など、オンライン・オフライン問わず担当している。
そんな濱田氏のマーケティングの活動を車の両輪として支えるのが、インサイドセールス担当の守安香菜氏。
元々はフィールドマーケティングで営業経験を積んでいたが「出産、育休の後の復職後、上司の勧めで当時まだ世間で定着していなかったインサイドセールスに就きました」という。
営業や開発部門に配属されることが多い同社で、この二人のマーケティングチームが売上の原動力としての営業チームの橋渡しとなっている。 Web制作やリード獲得、イベント出展などの施策は二人が、試行錯誤をしながら積み上げてきた。
「地方企業あるあるなのですが、二人でマーケティングをやるとなるとかなり大変です。」と守安氏。