笠原氏は「SMP自体は、分社化以前から顧客リストに対してのメールマガジン配信のために導入していました。 当時は、会場型の展示会での名刺収集が中心でしたが、分社を機にコロナ禍の影響もあり、メールやWebによるマーケティングをさらに本格的に進めるにことになり、他のツールも検討した上で、SMPを継続して使用することになりました」と語る。
SMPをマーケティングオートメーション(MA)として継続利用を決めた理由は、資料ダウンロードを目的にWebサイトを訪問するユーザーの会員管理機能だという。
Webサイトの全面刷新に伴い、ホームページから資料をダウンロードするユーザーには、すべて会員として登録してもらうことにした。
SMPのWebの管理画面で、資料の公開範囲を「会員」で設定することで、ダウンロードをするユーザーはURLをクリックすると、新規であれば会員登録画面へ自動で遷移し、登録済のユーザーはログイン後、ダウンロードができる流れだ。