3社比較で選んだ決め手は「拡張性」。イベント受付の人数を半減し、将来のMA活用を見据えたレイメイ藤井のシャノン導入事例

株式会社レイメイ藤井
業種
商社
規模
〜500人
課題
セミナー管理 メール配信
株式会社レイメイ藤井

取材ご協力企業

株式会社レイメイ藤井
株式会社レイメイ藤井は、1890年の創業から130年以上の歴史を持つ老舗企業です。「考える、に光を。」というメッセージを掲げ、商社とメーカー両方の機能を併せ持つ強みを活かして事業を展開しています。
現在は、ビジネスソリューション、ペーパースペシャルティ、オフィスサプライ、ステイショナリーの4つの事業部を軸としており、紙やオリジナル文具の提供にとどまらず、IT・クラウド導入やドローンビジネスなど、多角的にオフィスの課題解決に貢献しています。

取材ご協力いただいたかた
ビジネスソリューション事業本部 DX推進グループ

  • 井上 貴義 氏
  • 浦 悠歌 氏

製品導入のPOINT

目的
  • 数百名規模が来場する九州各県での展示会の受付混雑を解消し、来場管理をデジタル化
  • 拠点ごとに散在する顧客データを統合し、イベント管理とメール配信を一元化
  • 将来的なSFA連携や、数万件の顧客データを活用したMA施策の展開
課題
  • 手作業の消し込みで受付に8名を要し、予定外の来場や館内放送の頻発で現場が混乱
  • 各拠点でのExcelによる顧客管理で管理工数の増加や重複ミスの発生
  • 独自の集客ツールがなく、チラシ手配りや個人メール頼りのアナログな運用に限
効果
  • QR来場票の導入により受付人員を4名へ半減。リアルタイムなデータ反映で当日の混乱を解消
  • シャノンMAによる申込状況の一元管理と翌日一斉お礼メール配信により業務工数を削減
  • 数千件への月1回メルマガ配信で開封率22%超、セミナー申込を獲得

福岡会場だけでイベント来場800名超、計5拠点で開催。
現場の混乱を救ったアナログからの脱却

井上氏: 私たちのDX推進グループは、社内外のソフトウェア導入支援や情報発信など幅広い業務を担当しています。
毎年秋に福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島の5拠点で開催する展示会(フェア)は、昨年の福岡会場だけで来場者が800名を超える大規模なものですが、シャノンを導入する前の運営は非常にアナログな状態でした。
集客はチラシの手配りや個人メールに頼り、来場管理はExcelの名簿を使った手作業での消し込みを行っていたのです。

浦氏: 顧客データも一元管理されておらず、拠点ごとにExcelで名簿を管理するレベルでした。
そのため、当日の受付で予定にない方が急に来場されたり、入退場の状況が把握できず会場内で呼び出し放送が頻繁にかかったりと、現場は混乱し、管理コストの増加やミスの発生が大きな課題になっていました。

3社比較で選んだ理由は「拡張性」。イベント管理と将来的なMA機能への期待

井上氏: イベントでの来場管理を改善するためのツールを探していたところ、ある外部イベントでシャノンに出会いました。
スポットで利用できるツールも含め3社ほどで比較検討を行いましたが、最終的にシャノンを選んだ理由は、機能の充実度と将来性です。

浦氏: 単なるイベント管理にとどまらず、イベント内で開催するセミナーを一緒に管理できる機能が当社のフェア運営の形に合っていました。
さらに、顧客データの管理やメール配信など、マーケティングオートメーション(MA)機能が将来的に多方面で活用できそうだと判断したことが決め手となりました。

来場票のデジタル化で受付人数を半減。トータルの運営工数も大幅削減

浦氏: 導入後は、営業がQRコード付きのチラシやメルマガで申し込みを促し、イベント前日に来場票のリンクをメールで送る運用に切り替えました。お客様は当日にスマートフォンなどで来場票を見せるだけで、スムーズに受付が完了します。
一方で、別の事業部が主催するイベントでは、高齢の経営者層が多いという顧客層の特性を考慮し、あえて従来の「紙」を併用した受付運用を実施。無理なデジタル化を強いて混乱を招かないよう、柔軟に行っています。

井上氏: デジタル化した受付では、以前のように紙のリストと突き合わせながら複数人で消し込みをする必要がなくなり、データがリアルタイムで反映されます。
来場者の呼び出し放送などの当日対応も大幅に減り、受付に必要だった人数も従来の8名から4名へと半減するなど、目に見えて現場の負担が軽減されました。

浦氏: シャノンという一つのツールで申し込み状況や問い合わせを一元管理できるようになったことで、営業担当者が状況確認のためにわざわざ出向く必要がなくなり、トータルの工数は換算できないほど削減されています。

井上氏: さらに、イベント後のフォローも大きく変わりました。
以前はお礼メールの送信が各営業担当者の裁量に委ねられていましたが、現在は翌日にシャノンから一斉配信できるようになり、お客様への迅速なフォローアップが可能になっています。

月1回のメルマガ配信で顧客との接点を創出。セキュリティー強化にも貢献

浦氏: 現在はシャノンを活用し、リード数千件に対して月に1回、ソフトウェアやセミナーの案内などをメルマガで配信しています。
テストを重ねた結果、当社の場合は「水曜日の午前11時」が最も反応が良いことがわかりました。
最近配信した補助金関連のメルマガでは開封率が22%を超え、セミナー案内では約10社の申し込みがあるなど、確かな手応えを感じています。

井上氏: また、当社のセキュリティー強化の一環としてメールへのファイル添付を廃止した際にも、シャノンが役立ちました。シャノンの「公開資料機能」のURLで安全に資料を送信する仕組みは非常に効果的です。

2万件のリード統合とSFA連携。
事業部間の「データの壁」を越え「真のMA活用」へ

井上氏: イベント運営の効率化という第一段階の課題はクリアできました。
しかし、社内にはまだアプローチできていない約2万件のリード情報や、SFA(営業支援システム)に蓄積された数万件の顧客データが存在します。

浦氏: これらの統合を進める上で、現在は事業部間でのデータの持ち方が課題になっています。
たとえば、私たちの部署では社名を正式名称の「株式会社」で登録したいのですが、紙の来場票を併用している別の事業部では、来場票の裏面にメーカー一覧を印刷するため、文字数がきれいに収まるように「(株)」と短く登録したいという実務上のこだわりがあるのです。

井上氏: こうした現場ごとの事情によって、同じ会社でも表記が異なりデータが重複してしまうため、まずは細かい入力ルールのすり合わせから進めていく必要があります。

浦氏: そうした壁を乗り越え、すべてのデータをシャノンと照合・一元化できれば、ターゲットを絞り込んだセグメント配信を行うなど、より精度の高いマーケティング施策に挑戦したいです。

井上氏: MAの機能をまだフル活用できているとは言えません。今後はSFAとの連携や、各事業部でのペーパーレス化の範囲拡大などを進め、営業活動へさらに貢献できるデータ活用を目指していきます。

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