NECグループからの独立に伴う「サイト基盤消失」から独自の「会員サイト」立ち上げまで。専門知識不要のCMSで実現した迅速な運営とセキュアな情報共有の仕組み化

ステアリテール株式会社
業種
製造
規模
501~1000人
課題
顧客情報の集約・管理 メール配信 Webサイトの新規構築 運用体制の脱属人化
ステアリテール株式会社

取材ご協力企業

ステアリテール株式会社
ステアリテール株式会社は、2025年8月にNECグループから独立して誕生した、小売・外食・サービスステーション業界特化のITソリューション企業です。
POSシステムやセルフオーダー、クラウド型店舗管理システムなどを通じ、フードサービスや専門店、サービスステーションのDXを支援しています。
長年培った現場知見と最新技術を融合させ、運営効率化と顧客満足度の向上を両立するソリューションを提供し、リテールの未来を創造しています。



取材ご協力いただいたかた

  • リテール事業本部 流通ビジネス推進部 事業推進グループ 主任
    川崎 洋平 氏
  • 経営管理本部 経営企画グループ 兼 テクノロジーサービス開発本部 エッジHW開発部 主任
    山口 祥吾 氏
  • 経営管理本部 経営企画グループ 兼 リテール事業本部 流通ビジネス推進部 専門店・食堂決済企画グループ
    伊藤 優 氏

製品導入のPOINT

目的
  • NECグループからの独立に伴う、独自の公式サイトおよびマーケティング基盤の構築
  • 専門知識のない少人数体制でも、属人化せず迅速にサイト運用ができる体制の構築
  • 「産直便(会員サイト)」による特定顧客へのセキュアな情報発信
課題
  • グループ共通の制約で自社の強みを訴求できず、独立により既存基盤も消失
  • Webサイトの専任者不在による運用負荷増大の懸念
  • 機密性の高い資料の競合他社への流出を防ぎつつ、取引先に届ける手段の確保
効果
  • 制約のない自由な情報発信と、自社独自のマーケティング基盤確立を実現
  • 直感的な操作で、スピーディーなテストページの作成が可能に
  • 会員サイトでの取引先への確実な情報提供を実現

NECグループからの独立。
独自サイト構築とマーケティング基盤の再構築が急務に

川崎氏: 私たちは2025年8月にNECグループから独立しましたが、それまではグループ全体の管理の中でサイトを運用していました。自由度が低く、自社独自のソリューションを十分にアピールしきれないというもどかしさがありました。

山口氏: 独立に伴い、これまでのサイト環境やマーケティングプラットフォームが使えなくなるため、ゼロから自分たちの手で公式サイトを立ち上げる必要がありました。経営層とも密に連携し、いかに「新生ステアリテール」としてお客様に価値を伝えていくかが大きなミッションでした。

「手厚い導入サポート」と「直感的な操作性」が導入の決め手。
知識ゼロからのスタートを支えたSHANON vibit CMS cloud

川崎氏: ツール選定では、単にWebサイトを作るだけでなく、将来的にMA(マーケティングオートメーション)を活用した施策まで 一気通貫で導入できることを重視しました。いくつかの候補の中で、シャノンはレスポンスが非常に速く、説明も丁寧だったことが決め手です。

さらに導入時には、シャノンの支援のもと要件定義ワークショップを実施しました。そこでターゲットとなるペルソナの設定やカスタマージャーニーの設計を一緒に行ったことで、サイトの役割が明確になりました。このプロセスがあったからこそ、迷いなくコンテンツ制作を進めることができました。単なるツールの提供に留まらない、手厚い伴走支援は非常に心強かったですね。

伊藤氏: 私は異動してきたばかりでWeb制作の専門知識はなかったのですが、マニュアルを一度読んだだけで、直感的に「ここをクリックすればいいんだ」と理解できました。特別なスキルがなくても、自分たちだけで属人化せずにサイトを運営できる点は、限られた体制で運営している私たちにとって大きな魅力でした。

数百枚の画像更新も一瞬。
専門知識不要でテストページから公開までのスピード運用を実現

山口氏: 導入して驚いたのは、サイト更新のスピード感です。今回の公式サイトと会員サイトを合わせると、全体で約370ページにのぼる規模ですが、少人数の体制でも非常にスムーズに管理できています。たとえば、数百枚の画像を一括で差し替えなければならないシーンがあったのですが、ファイル名を合わせるだけで自動更新される仕様なので、作業は一瞬で完了。本来なら膨大な時間がかかる作業を自動化でき、大幅な工数削減につながりました。

また、個人的にはCMSを導入することで、サイト全体のイメージに統一感を持たせられる点が非常に大きいと感じています。更新する人によって個人のセンスが反映されすぎてしまい、ページごとに雰囲気やデザインの方向性が変わってしまうと、会社としての統一感が損なわれてしまいますよね。誰が担当しても一定のクオリティを維持できるCMSの仕組みは、非常に優れていると思います。

川崎氏: ほかにも、社内のさまざまな部署から「こういうページを作ってほしい」という要望が多々上がる中、今では「まずテストページを作ってみたので見てください」と、即座に形にしてブラッシュアップできる体制が整いました。

誰が作ってもデザインやトーンが崩れず、ブランドとしての信頼性を維持したままスピーディーに情報を発信できる。資料を文書作成ソフトや表計算ソフトで作成するよりも、CMS上でテストページを作って社内共有するほうが早いので、スピードと質を両立した運用ができています。

会員サイト「産直便」で実現。
競合流出を防ぐセキュアな情報共有と取引先への迅速な情報提供

山口氏: 公式サイトで広く一般向けに情報を発信する一方で、販売店様向けの会員サイト「産直便」の運用もシャノンで構築しました。ここでは、製品の詳細な仕様書や、保守に関する通知といった、セキュリティを担保すべき重要資料を管理しています。

川崎氏: 新製品のスペック情報など、競合他社には渡したくない機密性の高い資料を、私たちがアカウントを承認した「顔の見える」お取引先にだけ限定して共有できる仕組みは、業務を遂行する上で不可欠な要素でした。

会員サイトへアクセスすれば常に必要な最新資料が揃っている状態を作れたことは、大きな前進です。大容量ファイルをメールで送付する手間を省き、セキュアかつ正確に情報を共有できる基盤が整ったことは、独立後のスムーズな業務運営において非常に重要なステップだったと感じています。

「属人化」を排除し、組織全体でサイトを育てる。顧客視点の改善を止めない運用体制

山口氏: 今後は、特定の誰かでないと運用できない属人化を排除し、組織全体でサイトを育てていく体制が不可欠だと考えています。たとえば、「この写真では製品の魅力が伝わりにくい」という意見があれば、すぐに写真を差し替えてお客様がイメージしやすい形にアップデートする。そうした日々の改善の積み重ねが、お客様を迷わせないサイト作りには欠かせません。

問い合わせの「未処理」を可視化。
基盤構築から、展示会リードを活かすシャノンMAの活用

川崎氏: シャノンMAの活用については、まだ機能をフルに使いこなせているわけではなく、まずは「お問い合わせ管理の基盤」として着手している段階です。日々届く、多くのお問い合わせに対して、対応状況が「未処理」なのか「処理中」なのかといったステータスを可視化することができています。

また、私たちは東京、関西、名古屋、九州の4箇所で展示会を開催しており、そこで獲得したリードへのメール配信など、今後はマーケティング施策での活用の幅を広げていきたいと考えています。これまでよりも自由な情報発信を、シャノンを軸にして実現していきたいですね。

Related Materials

関連資料

マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションの機能やサポート体制などご紹介

CMS

SHANON vibit CMS

低価格帯のパッケージ導入から独自のカスタマイズ開発まで可能

お問い合わせ

Contact

シャノンについてのご相談やお困りごとなどございましたら、
ぜひお気軽にお問合せください。